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高齢者における室内温熱環境が生活行動およびQOL に及ぼす影響に関する研究
http://hdl.handle.net/10935/5792
http://hdl.handle.net/10935/57925e652f9a-0c91-48a1-8b74-e22120ebb8cd
| 名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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| アイテムタイプ | default_学位論文 / Thesis or Dissertation(1) | |||||||||||
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| 公開日 | 2022-05-20 | |||||||||||
| タイトル | ||||||||||||
| タイトル | 高齢者における室内温熱環境が生活行動およびQOL に及ぼす影響に関する研究 | |||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||
| 言語 | ||||||||||||
| 言語 | jpn | |||||||||||
| キーワード | ||||||||||||
| 言語 | en | |||||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||||
| 主題 | QOL | |||||||||||
| キーワード | ||||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||||
| 主題 | 高齢者 | |||||||||||
| キーワード | ||||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||||
| 主題 | 室内温熱環境 | |||||||||||
| キーワード | ||||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||||
| 主題 | 生活行動 | |||||||||||
| 資源タイプ | ||||||||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_db06 | |||||||||||
| 資源タイプ | doctoral thesis | |||||||||||
| アクセス権 | ||||||||||||
| アクセス権 | open access | |||||||||||
| アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_abf2 | |||||||||||
| 著者 |
城戸,千晶
× 城戸,千晶
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| 抄録 | ||||||||||||
| 内容記述タイプ | Abstract | |||||||||||
| 内容記述 | 高齢化に伴い、生活の質(Quality of Life: QOL)を考慮した健康寿命の延伸が重要視されている。近年では、国内外において健康性を高める住まいの整備が求められており、中でも室内温熱環境がもたらす健康被害が大きな課題となっている。これらを背景に、室内温熱環境の改善が健康寿命を延伸させるとの報告もなされており、室内温熱環境が良好であるほど活動量や睡眠の質が高く維持され、要介護状態への進行を防止することで健康寿命が延伸すると考えられるが、それらの詳細な関連については明らかにされていない。また、健康寿命のみならず QOL を高めることは介護予防の観点からも重要であるものの、室内温熱環境と QOL に着目した研究は少ない。 本研究の目的は、QOL の維持および向上を目指した高齢者における室内温熱環境を考える上での一資料とするため、室内温熱環境が生活行動および QOL に与える影響を明らかにすることである。そのため、室内温熱環境が睡眠や活動量などの生活行動に影響し、生活行動が QOL に影響を及ぼすと仮説を立て、夏期および冬期に高齢者を対象に実測調査を行った。まず、室内温熱環境の実態を明らかにするために、自宅で過ごす時間が長いフレイル(身体能力が低下した虚弱な)状態にある高齢者を対象に調査を行った。次に、室内温熱環境と生活行動の関係、生活行動と QOLの関係をより詳細に調べるために、自立して生活を営む都市部および農村部在住高齢者を対象に調査を行った。また、室内温熱環境と生活行動で関連がみられた項目について、一部の高齢者に ついて経年変化を計測した。本論文は 9 章で構成されている。以下に各章の概要を示す。 第Ⅰ章では、本研究の背景として健康性を高める住まいのあり方について近年の動向を示した。また、高齢者における室内温熱環境、生活行動、QOL に関する既往研究についてまとめ、本研究の目的および位置づけを示した。 第Ⅱ章では、本研究の目的を達成するための研究計画を示し、各調査の実施地域、時期、測定項目および方法、調査対象者の概要を示した。 第Ⅲ章では、フレイル高齢者における室内温熱環境と生活行動の実態を示した。室内温熱環境の評価より、冷暖房が使用されていない住宅では、居間および寝室ともに夏期は高温、冬期は低温傾向にあった。また、室内温熱環境と生活行動との関連の検討から、特に夏期の高温環境が睡眠の質を低下させることを明らかにした。 第Ⅳ章では、都市部および農村部在住高齢者における夏期の実測調査から、室内温熱環境と生活行動の実態を把握し、その関連を検討した。高齢者の多くは外出をしており、日中の居間よりも夜間の寝室の在室時間のほうが長い傾向にあったため、寝室の温熱環境を中心に解析した。居間に比べて寝室では間欠冷房を行う者が多かった。睡眠中の平均寝室温度は都市部 28.0℃、農村部 25.6℃で、特に都市部では推奨基準よりも高温になる傾向を示した。都市部・農村部ともほとんどが寝室温熱環境を中立から涼しい・快適と評価しており、中には暑さを許容する者もみられた。また、寝室が高温であるほど姿勢変更回数や中途覚醒回数が増加し、さらに冷房の使い方によっても睡眠の質に影響する可能性を示した。 第Ⅴ章では、第Ⅳ章で関連が示唆された寝室温熱環境と睡眠を取り上げ、高齢者の冷房使用状況や寝室温熱環境、睡眠の経年変化の実態を把握するため、個人の経年調査についてまとめた。経年調査では、第Ⅳ章と同様の調査を 2012 年から 2018 年の間に 5 回実施し、全ての調査に参加した調査対象者 10 名の約 6 年に渡る個人の経年変化を解析した。冷房使用状況はほとんど経年変化がみられず、体調面への懸念や冷房の必要性を感じていないことを理由に 6 年経過しても冷房使用を控える者もみられた。寝室温度は外気温の影響を受けて高温傾向にあったが、一方で高齢者のほとんどが涼しい・快適と評価していた。寝室温度が 29℃以上になると姿勢変更回数や中途覚醒時間が増加し、主観的睡眠評価が低下し、高温環境が睡眠の質を低下させることを明らかにした。 第Ⅵ章では、第Ⅳ章の比較対象として、同調査対象者に実施した冬期の実測調査から、室内温熱環境と生活行動の実態を把握し、その関連を検討した。夏期と同様、居間に比べて寝室の在室時間が長い傾向にあったため、寝室の温熱環境を中心に解析した。居間に比べて寝室では間欠暖房を行う者または暖房機器を使用しない者が多かった。睡眠中の平均寝室温度は都市部 13.0℃、農村部 10.3℃で、各種の推奨基準よりも顕著に低かった。都市部・農村部ともほとんどが寝室温熱環境を中立から快適と評価しており、中には寒さを許容する者もみられた。寝室が 13℃を下回ると起床時の早朝高血圧に該当する割合が高くなり、低温環境下での睡眠が起床時の血圧に影響する可能性を示した。また、日中および睡眠中の平均トイレ温度は都市部・農村部ともに 8~11℃程度で推奨基準よりも低温を示した。アンケート調査より、半数以上が夜間排尿の習慣を持っていたことから、特に夜間の寝室やトイレの低温環境がヒートショックの発生を引き起こす危険性が懸念された。 第Ⅶ章では、都市部および農村部在住高齢者に実施した実測およびアンケート調査から、活動量や睡眠が健康関連 QOL に及ぼす影響を検討した。身体的側面の QOL には活動量、精神的側面の QOL には主観的睡眠評価が関連することを明らかにした。 第Ⅷ章では、第Ⅶ章までの結果をまとめ、室内温熱環境は睡眠を介して精神的側面の QOL に影響することを明らかにした。また、フレイル高齢者および自立して生活を営む高齢者の室内温熱環境の違いや、夏期および冬期における冷暖房使用方法、室内温熱環境、生活行動の季節差について検討した。さらに、在室時間が長い睡眠中の室内温熱環境を取り上げ、高齢者の睡眠や血圧への影響が懸念される危険温度を示した。そして、住まいが生活の基盤となる高齢者の QOL に関する研究として、室内温熱環境のあり方について論じ、今後の課題と展望を述べ、室内温熱環境の改善に向けた提言を行った。 第Ⅸ章では、総括として各章の内容をまとめた。 |
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| 言語 | ja | |||||||||||
| 抄録 | ||||||||||||
| 内容記述タイプ | Abstract | |||||||||||
| 内容記述 | This study aimed to elucidate the effect of indoor thermal environment on older adults' quality of life (QOL) through living behaviors such as physical activity and sleep, based on the hypothesis that indoor thermal environment influences living behaviors and that living behaviors influence QOL. Accordingly, field surveys were conducted among communitydwelling older adults in summer and winter. In addition, to comprehensively examine the relationship between thermal environment and living behaviors, a longitudinal survey of some older adults was conducted. During summer and winter seasons, most participants used cooling or heating devices partially or intermittently. Therefore, the living room and bedroom temperature tended to be higher in summer and lower in winter than the recommended standards. It was shown that high bedroom temperature in summer negatively affects sleep quality and subjective sleep evaluation, while low bedroom temperature in winter causes morning hypertension and a decline in subjective sleep evaluation. In addition, bathroom temperature was lower at night in winter, and more than half of the participants had the habit of urinating at night, suggesting a risk of heat shock occurrence. Regarding the relationship between living behaviors and QOL, the QOL physical health index was associated with physical activity, while the QOL psychological health index was related to subjective sleep evaluation. In summary, the results indicated that indoor thermal environment affects older adults' QOL through sleep. Furthermore, high or low bedroom thermal environment at night negatively affects sleep and blood pressure. |
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| 言語 | en | |||||||||||
| 内容記述 | ||||||||||||
| 内容記述タイプ | Other | |||||||||||
| 内容記述 | 2024年8月20日博士論文本文を非公開から公開に変更。 | |||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||
| 学位名 | ||||||||||||
| 学位名 | 博士(生活工学) | |||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||
| 学位授与機関 | ||||||||||||
| 学位授与機関識別子Scheme | kakenhi | |||||||||||
| 学位授与機関識別子 | 14602 | |||||||||||
| 学位授与機関名 | 奈良女子大学 | |||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||
| 学位授与年月日 | ||||||||||||
| 学位授与年月日 | 2022-03-24 | |||||||||||
| 学位授与番号 | ||||||||||||
| 学位授与番号 | 甲第687号 | |||||||||||